【会話術③】会話がなくても、首の上下運動で好感度アップ!
2015/11/27
こんにちは。
またまた突然ですが、あなたは
うなずき上手ですか?
実はうなずきはとても大切なテクニックです。
心理学の実験でも明らかなのですが、
会話中にうなずきがあるとないでは
会話のしやすさに影響します。
その心理学の実験ですが、学生が面接官と
1対1で自己紹介をすると言うものです。
その際2つのグループを作ります。
Aグループは学生が自己紹介をする時
面接官は一切うなずかないで話を聞きます。
一方
Bグループの学生が自己紹介をする時は
面接官はうなずきながら話を聞きます。
すると面接官のうなずきがなかったAグループよりも、
うなずきのあったBグループの方が学生の自己紹介の
時間が2倍になったと言う結果がでたのです。
それほど「うなずき」は、話を引き出し気持ちよく
会話してもらうためには重要だということです。
ですが
ただなんでもうなずいていれば
良いわけでもないですよね?
あまりやり過ぎると返って会話が
ギクシャクしてしまいます。
また
あまりにも同じうなずきばかりしていると
相手も単調な態度に飽きてきます。
じつはうなずきは無意識にやっているものなので、
個人のクセが出やすく単調になりがちです。
それでは本日は失敗しない「うなずき方」をお伝えします。
ポイントは2つ、うなずく「姿勢」と「タイミング」です。
目次
まず、姿勢についてです。
例えば相手がこのような会話をしてきたとします。
相手「昨日おしゃれなカフェをみつけて言ってみたの」
私「うんうん」(うなずき)
相手「そこのイチオシのパフェ食べたんだけど、
すっごく美味しくて、めっちゃ幸せな気分になっちゃった」
私「うんうん」(うなずき)
相手「しかもそのカフェ丁度イベントやっててドリンクが
無料だったんだ!すごく得した気分になっちゃった」
私「うんうん」(うなずき)
…
このような会話があった場合ただ棒立ちで
「うんうん」と同じ言葉でうなずくと、相手は
「この話興味ないのかな?」と思ってしまい
会話が盛り上がりにかけてしまいます。
最悪、あなたとの会話を早く切り上げて
自分の話に興味を持ってくれる人を探すと思います。
そのためまず、「あなたの話に興味がありますよ」
と言うアピールをしなければなりません。
そのためにまず姿勢を聞く態勢にしなければいけません
その態勢とは「少し前傾姿勢になる」と言うことです。
そうすると相手は自分の話に
興味があると思ってくれます。
ここで言う少し前傾姿勢とは角度にすると
5度程度上体を前のめりにした状態です。
そして次に、話の状況によってうなずき方を変えていきます。
実は会話上手な人ほど、うなずき方に
バリエーションがあります。
「あなたの言っていることを聞いていますよ」
とうなずきだけで表現しています。
うなずきには大きく分けて
1.小さな早いうなずき
2.ゆっくりしたうなずき
3.大きく深いうなずき
があります。
1つずつ説明していきます。
1.小さなうなずき
========
これは話と話の間に「うんうん」や「それでそれで」など
「話の続きが聞きたいですよ」という印象を与えます。
2.ゆっくりとしたうなずき
============
これは話と話の間に「おー」「すごい」「マジで~」など
「話を考えながら聞いていますよ」と言う印象を与えます。
3.大きく深いうなずき
==========
これは話と話の間に「そうなんだ」「それから?」など
「あなたの話に納得していますよ」と言う印象を与えます。
ではこのうなずき方法を先ほどの
例文に当てはめてみると
相手「昨日おしゃれなカフェをみつけて言ってみたの」
私「うんうん」(うなずき)
相手「そこのイチオシのパフェ食べたんだけど、
すっごく美味しくて、めっちゃ幸せな気分になっちゃった」
私「マジで~」(うなずき)
相手「しかもそのカフェ丁度イベントやっててドリンクが
無料だったんだ!すごく得した気分になっちゃった」
私「そうなんだ!それから?」(うなずき)
…
いかがでしょうか?先ほどのうなずきと
随分印象が変わったと思います。
このうなずきを相手や話の状況に合わせて
タイミングよく使い分ければ
あなたは相手に喜んでもらえながら
自分はほとんど話すことなく会話が弾みます。
会話と言うものは言葉と言葉の
やり取りだけではありません。
例えば
「今日はすごく楽しいですね」と言いながら
顔はふくれっ面をしていたらどうでしょう?
相手からしたら、「楽しくなかったのかな?」
と勘違いされてしまう可能性がありますよね?
逆にものすごく満面の笑みで
「それほどでもなかったね」と
言われたらどうでしょう?
本当は楽しいのに冗談をいっているのかな?
と良い方向に勘違いしてくれる可能性もありますよね?
これは一例ですが、このようにコミュニケーションは
5感全てを活用して行なっていくものなのです。
ぜひ試してみてくださいね。