【会話術①】会話への恐怖心。それはあなたのネガティブ思考から!?
2015/11/24
こんにちは。
突然ですが、
職場であなたの席周辺で
同僚たちが雑談していたら…
どのようにしますか?
親しい人達だったら、一緒に雑談に加わればよいのですが、
そもそもあまり親しくない人達だったら…
その人達がいなくなるまで意味もなくトイレに行ったり
なんとなく散歩をして時間を潰したりしませんか?
もし心当たりがあるのなら、「要注意」です。
実はこの行動こそが「恐怖の行動習慣」なのです。
会話を避ける行動が習慣化してしまうと
いざ他人と会話する時に、極度の緊張で
まったく会話ができなくなり、その記憶が
会話の苦手意識を根強いものにしてしまいます。
この苦手意識が心の中に入り込んでしまうと
「何を話したらいいのか分からない」
「思うことは色々あるけど、上手く言葉にならない」
「とにかく知らない人と話しをするのが苦手」
と言うようにどんどんネガティブな思考になります。
そのためにはこの苦手意識を改善しなければなりません。
それではこの苦手意識とは何でしょうか?
例えば、
あなたが嫌なことがあった時や失敗してしまった時
心の中では次のような言葉が頭の中に出てきませんか?
「いっつもこうだ」
「やっぱり私はダメなんだ」
「みんなから拒否されたらどうしよう…」
…
実はこのようなひとりごとは
自分自身の行動に影響を与えています。
何もない状況の時に「自分はダメだ!」と心の中で
つぶやくと楽しい気持ちにはなれませんよね?
楽しい気持ちになれないまま、他人と
話をするとどのような結果になるか…
なんとなく想像できると思います。
逆に特に嬉しいこともないのに
「今日はなんてラッキーなんだ!」
と何度も心の中でつぶやくとなんとなく
ハッピーな気分になりませんか?
そうなんです。
苦手意識の源は、自分自身が心の中で
つぶやいているマイナスの言葉なんです。
このことがわかれば、同時にこの苦手意識を
変える方法も見えてくると思います。
すなわちプラスの言葉を
自分自身の中でつぶやくんです。
そうすれば、だんだん苦手意識がなくなり、
苦手意識がなくなれば、その行動習慣も変わります。
それではマイナスの言葉をプラスの言葉に変える
3つの方法をお伝えします。
●その1●完璧主義の言葉を変える
マイナスの言葉をつぶやく人は、
知らず知らずのうちに
「失敗してはいけない」
「間違ったらもう終わり」
と言うように他人と会話する度に
無意識にプレッシャーをかけています。
会話の度に「生きるか死ぬか?」
みたいなプレッシャーをかけていては
苦手意識が出るのも当たり前ですよね?
この知らず知らずのうちにかけているプレッシャーを
和らげる言葉を意識的につぶやいて見ましょう
例えば
失敗や間違いをするのが当たり前と考え
「失敗しなければなお良い」
「間違わなければなお良い」
とつぶやけば、自分に無意識にかかる
プレッシャーも大分和らぎます。
間違いや失敗をしない人間はこの世に存在しません。
あの10年連続で200本安打を打った
「イチロー」でさえ打率は3割後半なのです。
残り7割は失敗しています。
ぜひ他人との会話でも、失敗するのが
当たり前と言う感覚で望みましょう。
●その2●他人の反応が過剰に気になる言葉を変える
相手の事を思うあまり
「人に迷惑をかけてはいけない」
「嫌われたらおしまいだ」
と考え必要以上に身構えてしまい
結果的に会話が成り立たない人もいます。
確かに会話で相手の反応が気になるとおもいますが
過剰に反応しては、返って相手が不快な思いしますます。
他人が自分に迷惑をかけてくるように、
自分も他人に迷惑をかけてしまうものです。
そのため
相手の感情に過敏にならず、相手に「不快な思いをさせた」
と思ったら「可能な範囲で改めよう」程度に考えましょう。
●その3●自分を責める言葉を変える
何か失敗した時に自分のマイナス面ばかりを観て
「自分はできない人間なんだ」
「他人のほうが優れている」
と考え、自分の殻に閉じこもってしまい
必要以上に劣等感を抱いていませんか?
人間ですので、優れている点や
劣っている点、趣味も違っています。
何か失敗した時は、
「また挑戦すればいいや」
「人によって長所や短所は違う。それは個性だ」
と思って、気分を和らげましょう。
会話上手な人にかぎらず前向きな人は
自分の気持ちをこのようにコントロールしています。
自分の中の妙な「~しなければならない」
を見つけられたらしめたものです。
気づいて変えていくことで今よりもずっと
気楽に会話ができるようになります。
まずはこの事を意識して行動を変えて行きましょう。