【あがり症①】グラミン銀行の奇跡から学ぶ!
2015/11/27
こんにちは。
【グラミン銀行】をあなたはご存じでしょうか?
2006年、“ノーベル平和賞”を受賞した
『ムハマド・マヌス博士』が設立した銀行です。
『何のビジネス経験もない貧困に飢えた女性たちが、
自分でビジネスを作ってお金を稼ぐ。』
そんな奇跡のような出来事がバングラデシュの
農村で起きています。
彼は【グラミン銀行】を設立し、母国である
バングラデシュや世界中で1億人以上の人たちを
貧困から救い出しました。
多くの銀行は教養のある人たちを対象にしています。
また通常、銀行からお金を借りるには審査や書類の
提出、それと担保が必要です。
=================
目次
マヌス博士の【グラミン銀行】は
一般の銀行とは大きく異なります。
=================
■【グラミン銀行】は
・バングラデシュで最も貧しい農村部に住む無学の
女性たちを対象にしています。
・同時に【グラミン銀行】は口約束で、担保なしで、
お金を貸し出します。
世の中の多くの人たちは無謀だと笑いました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
しかし、なんと・・・
グラミン銀行の返済率は98%(推定)という
驚異的な数値になって大成功したのです。
従来の銀行の返済率よりも遥かに高いものでした。
======================
グラミン銀行の大成功の陰で行なわれていたこと
======================
バングラデシュの貧しい女性たちは、わずかなお金を
借りてごく小さなビジネスを始めました。
もちろん彼女たちはビジネスを作るという教育を
これまで一度も受けたことはありません。
なので、多くの女性たちは“自分が今できること”で
ビジネスをスタートします。
・カゴを編む、家畜を育てる、
・服を作る、などなど・・・。
たくさんのアイデアを出しながら、自分ができることで
ビジネスを立ち上げます。彼女たちは自分のビジネスを
少しずつ大きくさせ、貧困から抜け出していったのです。
==================
なぜビジネス経験がない彼女たちに
こんなことが可能だったのでしょう?
==================
それについて、マヌス博士は語ります。
「グラミン銀行を通じて、彼女たちは
自分で自分を発見することができた」と。
博士は貧しい女性たちにお金を貸しますが、実はお金の
稼ぎ方(ノウハウ)を教えることは無いそうです。
ではなぜ
マヌス博士はお金の稼ぎ方を教えないのでしょうか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それは人は教えられれば教えられるほど“愚かになる“
ということに気付いたからだと言います。
そのため知れば知るほど『スタートを切る前に知って
おかなければならないことがある』ように思えてくると
博士は経験から気付いたのです。
マヌス博士は『新しい知識やスキルを学ぶために
立ち止まって欲しくない』『既に自分がしていることを
使って、ビジネスをスタートさせて欲しい』と・・・。
その結果、
バングラデシュの女性たちは“今自分の中にあるもの”
を使ってビジネスをスタートさせました。
そして自力で貧困を回避しました。
==================
多くの人は自分の中に大きな可能性が
あることに気付いていません。
==================
何のビジネス経験もない貧困に飢えた女性たちでも
自力でお金を稼ぐことは可能だったのです。
つまり、
人は誰でも今自分が持っているものと、今の場所
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
から、スタートすることができるということです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたは
「グラミン銀行とあがり症がどう関係があるの?」と
あなたは思われるでしょう。
『あがり症』と一口で言っても、人それぞれに症状が
異なります。あがり症を改善・克服する場合においても、
『自分の中にある症状を理解することが大切』
という事を言いたいのです。
まずは『あがり症』の種類を確認してみましょう。
==================
『あがり症』の代表的な17種類の症状
==================
1・人前に出るとあがり、苦しくなる(対人恐怖症)
2・人前に出ると、顔が赤くなってしまい辛い(赤面症)
3・人と会話をする時に、相手の視線が気になり目のやり場に困る。
自分の視線が相手を不愉快にさせているのでは
ないかと感じ、辛い。(視線恐怖)
4・不愉快な思いをさせるのではないかと感じ、
相手を正視できない。(正視恐怖)
5・表情がこわばったり、顔が引きつって自然に
笑えない。(表情恐怖)
6・自分の笑い顔が“べそ”を書いているように
感じ、つらい。(笑顔恐怖)
7・自分の顔や姿が見にくいため、人から嫌われて
いるように感じてしまう。(醜形恐怖)
8・人前で唾を飲み込むと、その音が相手に伝わる
ようで、つらい。(唾恐怖)
9・笑ってはいけない所で、笑ってしまいそうで辛い。(失笑恐怖)
10・人前であがり、汗が出てしまうことがつらい。(発汗恐怖)
11・人前で声が震えたり、手足が震えたりするので、
つらい。(震え恐怖)
12・電話の時に、最初の言葉がつかえてしまい、
つらい。(電話恐怖)
13・人と話している時に、言いたいことが言えなく
なってしまい、つらい。
14・変な臭いを出しているので、人に迷惑をかけて
いるように感じ、つらい。(体臭・自己臭恐怖)
15・おならが出て、人に迷惑をかけてしまう。(おなら恐怖)
16・人前でどもってしまうようで怖い。(どもり恐怖)
17・コップを持つ手が震えてしまう。(震え恐怖)
いかがですか?あがり症と言ってもこれだけあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたはどの症状に当てはまりますか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次にあなたは、
あがり症をいつごろに自覚しましたか?
一般的な【あがり症】を自覚した年齢を確認します。
=====================
【資料】自分が【あがり症】だと自覚する年齢
=====================
10歳まで:8%
■11歳~15歳:25%
■16歳~20歳:32%
21歳~25歳:5%
26歳~30歳:8%
31歳~35歳:8%
35歳~45歳:3%
46歳以上 :5%
圧倒的に11歳~20歳までが多いですね!
でも、成人してからも【あがり症】で悩む方が
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
多いのはなぜでしょうか・・・?
~~~~~~~~~~~~~~~~
今日は長くなってしまいましたので、これで
終わりにしますが、明日のメールでは
・あがり症の小林幸子さんと美川憲一さんの
あるエピソード。
・あなたの『あがり症度』のチェック法。
この2つのことをお伝えします。
あなたのためにもなることだと思うので、ぜひ
読むようにして下さい。
ではまた明日、お会いしましょう。